2021年9月の求人とアメリカ生活・コロナ状況

2021年09月01日

アメリカでは今年初めからワクチン接種が始まりましたが、5月には人口の約半分がワクチン接種をしていることや、早い人でワクチン接種後すでに8ヶ月間が経っている方もいる中で、ワクチンの有効性や持続性の研究が進められていました。

8月に発表された研究結果によると、今年4月までのワクチン有効性が91%だったのに対し、8月には66%に低下していたとし、感染力の強いデルタ株の蔓延と時間の経過がワクチンの有効性の減少の要因と考えられるというものでした。また、これまでの研究では1回のワクチン接種で6ヶ月間有効性が持続するとされていましたが、3回目の追加接種をすることで抗体レベルが9倍に増加するという新たな研究結果も発表されました。

これをうけて、ホワイトハウスは「2回目の接種から8ヶ月以上が経過した18歳以上の人を対象に3回目の接種」を強く奨励するとし、9月20日から3回目の追加接種を開始すると発表しました。

また8月23日に16歳以上を対象にファイザーのワクチンがFDA(日本の厚生労働省に該当)に正式承認されたことをうけ、公務員や教職員のワクチン接種の義務化や、ワクチン接種者のみが学校や公共施設に入れるようになるなど、アメリカではワクチン接種の義務化が加速しています。

民間企業も従業員に対するワクチン接種の義務化や奨励を進めており、今後アメリカでの生活や仕事をする上で、ワクチン接種はとても重要になっています。アメリカでもデルタ株が蔓延しており、雇用や求人にも影響している地域や業種があります。

9月新規求人情報


先月同様に、経済や雇用の回復により、旅行会社以外の求人は引き続き増えています。旅行会社では、海外旅行者が戻るまで引き続き営業や雇用の見合わせが続いていますが、最近の日本でのコロナ状況の悪化を受けて、海外旅行者に課される帰国後の隔離義務の解除の目途が更に予測できなくなったことから、旅行会社の営業や雇用の再開は来年以降にずれ込む可能性が出てきました。

ハワイでもコロナ状況が悪化しており、これまで米国本土からの旅行者の受け入れを積極的に行っていましたが、8月23日にハワイ州知事は、「不要不急でのハワイへの旅行を制限するよう」に促しました。同知事は、「レストランでは定員が制限されており、レンタカーへのアクセスも制限されているため、ハワイに旅行するのは良い時期ではない」と述べたことから、回復気味だったハワイの経済や雇用にもブレーキがかかる可能性がありそうです。

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入国やアメリカ国内旅行について


引き続き日本からアメリカに渡航する場合は、出発の72時間以内に受けたPRC検査結果が必要です。ニューヨークやロサンゼルスでは到着後の自主隔離が、推奨されていますが、ハワイでは到着後の隔離はありません。

費用について


引き続き当社では企業から採用オファーをもらい、それを承諾するまで一切費用は発生しませんので、お気軽にお問い合わせや、各求人へ応募をお待ちしてます!

主要都市のワクチン接種率、入国、求人情報


■ロサンゼルス
ワクチン接種率:74.2%

行動の制限:ワクチンを接種していても室内ではマスク着用が再び義務付けられています。1万人を超える野外イベントでもマスク着用が義務付けられています。

LAでの入国:出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば7日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が推奨されています。LAで入国する場合は、COVID Traveler Formを到着前に提出して下さい。

Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、コンサルティング、貿易、物流、建築、不動産 △旅行(経験者のみ対象)


■ニューヨーク
ワクチン接種率:77.1%

行動の制限:屋内や公共交通機関では6フィート(約1.8m)以上のソーシャルディスタンスを保もてるように人数制限を実地しているが、可能でない場合はマスク着用が必要。飲食店やフィットネス、エンターテイメントなどの施設利用者に対し、ワクチン証明が求められます。

NYでの入国:出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば7日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が推奨されています。

Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、IT、貿易、不動産 △旅行(経験者のみ対象)


■ハワイ
ワクチン接種率:79.3%

行動の制限:屋内や公共交通機関ではマスク着用が義務付けられています。また室内での集まりは10人まで、野外では25人までを奨励すると発表されました。9月13日から飲食店やフィットネス、エンターテイメントなどの施設利用者に対し、ワクチン証明もしくは72時間以内に取得した陰性証明書が求められる予定です。

ハワイでの入国:ハワイ州が指定した陰性証明書を出発前72時間以内に取得する必要があり、指定外の陰性証明書を持参した場合は10日間自己隔離の対象となります。出発前にハワイ州のSafe Travels Programへ登録し、健康状態や渡航情報の申請が義務付けられています。また、CDCの要請により陰性証明書と共に宣誓書を事前に印刷・ご記入の上、提出してください。

Jビザ求人: △メディア、飲食、食品 Xホテル、旅行会社、ウェディング


 

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