2021年10月の求人とアメリカ生活・コロナ状況

2021年10月01日


米政府は9月20日、アメリカに入国する外国人に対して、11月初旬からワクチン接種の完了を義務付けることを発表しました。現在は、出発3日以内に取得した陰性証明書を提示することで、アメリカへの入国が可能になっていますが、今後はワクチン接種を完了してから、渡米する必要があります。具体的な措置は今月中に発表される予定です。

アメリカ国内でも、仕事面と生活面の両方でワクチン接種の義務化が進められています。仕事や雇用面では、教職員、医療従事者、航空会社などでワクチン接種をしていない従業員の解雇や停職手続きが開始され、民間企業でもワクチン接種を雇用条件にするなど、仕事をする上でワクチン接種が必須になってきています。また生活面でも、レストランや、ジム、映画館などの屋内施設に入る際にワクチン接種証明書の提示が求められるケースが増えており、ワクチン接種を完了していないと生活面でもいろいろと支障がでてくるようになってきました。

またアメリカでは、2回目の接種から6ヶ月以上経過した65歳以上、医療従事者、教職員、介護施設の利用者や重症化リスクがある方を対象に追加接種(ブースターショット)が始まりました。ブースターショットによりコロナ感染率が10分の1になると言われています。

感染拡大を防ぐための措置は今後もしばらく続くため、随時最新情報をお届けしていきます。渡米を考えている方は、ワクチン接種の完了が今後必須になります。

一方、日本では9月27日に新たな水際対策が発表され、今まで日本への帰国者や入国者に求められていた「14日間の自宅待機」が「入国後10日目に検査を行い、陰性を確認できれば」待機期間を10日間に短縮できることになりました。ただ、それでもまだ10日間の待機期間が義務付けられている状況では、日本人が気軽に海外旅行にいける状況にはなく、日本人観光客をビジネス対象としている旅行会社やハワイでの雇用や営業の再開はもうしばらくかかりそうです。

10月新規求人情報


先月同様に、経済や雇用の回復により、旅行会社やハワイ以外は引き続き求人が増えています。観光業に依存するハワイや、旅行会社の雇用再開は来年以降になりそうです。

当サイトで随時新規求人をアップしていますので、興味ある求人がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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入国やアメリカ国内旅行について


現在も、出発の72時間以内に受けたPCR陰性証明書でアメリカへの入国が可能です。但し、11月初旬からワクチン接種完了を義務付けるとアメリカ政府は発表しており、今月中には新しい入国条件の詳細が判明する見込みです。

費用について


引き続き当社では企業から採用オファーをもらい、それを承諾するまで一切費用は発生しませんので、お気軽にお問い合わせや、各求人へ応募をお待ちしてます!

主要都市のワクチン接種率、入国、求人情報


■ロサンゼルス
ワクチン接種率:77.3%

行動の制限:レストラン、バー、フィットネスジム、映画館、サロンやショッピングセンターなど室内施設の利用者と従業員にはワクチンの証明の提示を義務付ける方針で今月の終わりに正式に発表される予定。また屋外イベントに関しても10月7日より1万人以上のイベントのすべての参加者、従業員に対して72時間以内のワクチン証明書またはコロナ陰性証明書の提示が求められます。

LAでの入国:出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば7日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が推奨されています。LAで入国する場合は、COVID Traveler Formを到着前に提出して下さい。

Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、コンサルティング、貿易、物流、建築、不動産 △旅行(経験者のみ対象)


■ニューヨーク
ワクチン接種率:84.2%

行動の制限:レストラン、バー、クラブ、ホテル、ショッピングモールなど室内施設の12歳以上の利用者には、最低でも一度目のワクチンを受けた証明の提示が先月から義務付けられました。

NYでの入国:出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば7日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が推奨されています。

Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、IT、貿易、不動産 △旅行(経験者のみ対象)


■ハワイ
ワクチン接種率:89.1%

行動の制限:9月15日より室内施設利用者にワクチン接種証明の提示を義務付けられました。接種証明にはワクチンガード原本のほか、ハワイ州が運用するデジタル証明“Hawaii SMART Health Card”も利用可能で、オアフ島の接種証明義務化は、日本でワクチンを受けた方も対象と認められています。レストラン、バーなど感染拡大のリスクが高いビジネスには営業時間を午後10時までと制限されました。

ハワイでの入国:ハワイ州が指定した陰性証明書を出発前72時間以内に取得する必要があり、指定外の陰性証明書を持参した場合は10日間自己隔離の対象となります。出発前にハワイ州のSafe Travels Programへ登録し、健康状態や渡航情報の申請が義務付けられています。また、CDCの要請により陰性証明書と共に宣誓書を事前に印刷・ご記入の上、提出してください。

Jビザ求人: △メディア、飲食、食品 Xホテル、旅行会社、ウェディング


 

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