Saori Wさん(29歳)ロサンゼルス食品会社

2020年11月23日

Saori Wさん
出身:千葉県 松戸市
社会人7年目に前職を退職しアメリカ西海岸へ渡米
ロサンゼルスの日系食品貿易会社勤務

自己紹介

“小学生の頃の英会話スクールをきっかけに英語が好きになり、初めて外国の友人が出来た高校時代から漠然と「海外で生活したい」という思いがありました。大学卒業後は海外駐在も視野に入れ海外展開のある大手企業に就職しましたが、実際に海外へ行けるのは一握りであるという現実と、30歳という節目で本当にやりたいことや将来と向き合い、7年弱勤めた会社を辞め海外に行くことを決意しました。

参加の動機・きっかけ

ビザの取得も簡単で比較的資金もかからずに済むワーキングホリデーという選択肢もありましたが、その場合仕事とはいってもカフェ等のアルバイトが現実で、日本での再就職の際に不利になると考え、きちんとお給料を貰ってオフィスワークが出来るJビザの制度に惹かれ今回参加しました。

インターン先や仕事内容

現在はロサンゼルスの日系食品貿易会社にて勤務しています。営業と倉庫の間に立ち、取引先からの発注の管理や請求書の発行、配送の手配などの業務に携わっています。アメリカでは日本のように何も言わなくてもきちんと対応してくれることを相手に期待するのは難しく、こちらが明確に言葉にして伝えることや、その後のフォローアップをすることが大切です。また日本のように業務がマニュアル化され過ぎていないため、交渉次第でなんとかなることも多く、「まずは諦めるのではなく交渉してみて考える」という姿勢も重要だと学びました。もちろん業務の中で英語を使う機会もあるのでビジネス英語の習得にも繋がります。

1日のスケジュール

7時半頃車で出勤し8時~17時まで勤務。アメリカでは基本的に皆残業をしないので、17時過ぎには会社にはほとんど人が残っていません。(笑)仕事の後はきちんと時間が確保出来るので、友人とご飯に出かけたり、お家で料理をしてルームメートと映画を見たりとのんびり過ごしています。

週末や旅行

LAには素敵なビーチや日本人好みのレストランが沢山あります♪サウスベイに住んでおり海が近いため、週末は現地の友人とビーチでのんびりと過ごすことが多いです。また自然が多くハイキングも人気なので山の方までハイキングに行ったり、アウトレットに買い物に行ったり、気になるレストランにご飯を食べに行ったりして過ごしています。残念ながらコロナの影響で今は難しいですが、車で数時間で行ける場所も多いので、コロナの前は連休を使ってラスベガスやサンディエゴなどにも旅行しました。

来て良かったこと

旅行ではなく実際に現地で生活することで学べることが沢山ありますが、一番は直接アメリカの文化に触れられたことです。「皆と同じことが良いこと」とされ「右にならえ」という意識の強い日本社会に対して、アメリカでは「個性」を重視し「常識」が存在しません。常に自分の意見を問われ、自分の気持ちや考えをきちんと言葉にして伝えることが求められます。また特にアメリカは移民が多いため、自分にとっての「常識」が一切通用せず、色々な視点から物事を考えることが必要になります。そういった環境で自分自身と向き合うことで、物事に対する視野も広がったと感じています。またアメリカ人の「自分のやりたいこと」に真っすぐ取り組む姿勢や、「諦めない精神」にも学ぶところが多いです。

コロナ後の現在の生活

今はどこに行くにも必ずマスクの着用が必須で、付けていないと入店を拒否されます。スーパーの入り口には消毒液が設置され、レジの列でも必ず6フィートの表記があり、お店によっては入店人数の制限があるため常に並んでいます。レストランも最近やっとテラス席のみ食事が可能になりましたが、依然はTO GOのみでした。このコロナで世界中の常識が変化し、日常が大きく変わったと思います。ただここから自分自身の今後の生き方であったり、人との繋がりの大切さなど、学ぶことも多く考えさせられました。

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