2021年6月の求人とアメリカ生活・コロナ状況

2021年06月03日

6月に入り、アメリカでは更にワクチン接種が進み、5月末までに成人人口の約63%が少なくとも1回目のワクチン接種が完了したと報告されています。

ワクチン接種を希望する人へのワクチン接種はほぼ完了した中、バイデン大統領が掲げた『7月4日の独立記念日までに成人の70%が少なくとも1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を受ける』という目標の達成に向けて、ビールや無料保育の提供など、官民連携による新たな特典を打ち出し、ワクチン接種者を増やす努力が続いています。

ビール大手メーカーは、「70%のワクチン接種目標が達成された段階で、21歳以上の成人に無料ビールを提供する」とし、カリフォルニア州ではワクチン接種者を対象に1,500万ドル(約15億円)分のワクチン宝くじを用意し、毎週金曜日に当選者を発表、ニューヨークでは接種者に地下鉄7日間乗り放題の無料乗車券を提供、駅構内でワクチン接種会場を設置し、通勤者などが予約なしでワクチンが接種できるようにするなど、今まで様子を見ていた人や、ワクチン接種に肯定的でなかった人へのワクチン接種を促すフェーズに入っています。

全米各地でも人出が増えてきており、ワクチン接種を終えた人はすでに外食や旅行、野球観戦などを楽しむなど、通常の生活を取り戻しつつあります。ワクチン接種完了後2週間が経過した人は、ほとんどの場所でマスク不要とされ、フロリダや、ラスベガスなどではすでにすべての行動や営業制限が撤廃され、経済や雇用の回復を導いています。

カリフォルニア州は6月15日、ニューヨークは7月1日にそれぞれすべての行動や営業制限を撤廃する予定です。留学会社では、アメリカに語学留学し、留学中にワクチンを接種する「ワクチン留学」が販売され、ワクチンや生活面でもアメリカは安心できる環境になってきています。

アメリカでのワクチン接種について

アメリカで接種できるワクチンはファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンの3種で、オンラインで最寄りの接種会場もしくはクリニックで予約します。予約は簡単で、待ち時間もほとんどなく、Jビザの方も無料で接種可能で、保険も要りません。PCR検査も無料で、保険も必要なく、街のいろいろな場所で検査を受けることが出来ます。

ワクチン           接種回数   接種間隔    完了までの期間     年齢

ジョンソンエンドジョンソン   1回      ―         2週間       18歳以上

ファイザー           2回     21日        5週間          12歳以上

モデルナ            2回     28日        6週間          18歳以上

6月新規求人情報

各地での営業制限の撤廃や、経済や雇用の回復により、各地のの求人も引き続き増えています。ほとんどの業種や地域で、日本人の採用や求人が回復してきていますが、アメリカ国外からの旅行者に依存している旅行会社などは海外旅行者が戻るまで引き続き営業や雇用の見合わせが続いています。

当サイトで随時新規求人をアップしていますので、興味ある求人がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

LINEインスタグラムでも新規求人情報をアップしています。

入国やアメリカ国内旅行について

日本からアメリカに渡航する場合は、出発の72時間以内に受けたPRC検査結果が必要ですが、到着後の隔離もほとんどが自主的なものだったり、完全に必要ない場合もあります。

アメリカ国内旅行に関する規制も緩和もしくは完全撤廃されて、国内旅行の需要が増えています。ワクチン接種が完了した方が増えていることで、安心して旅行出来る環境になってきています。今月中旬に日本からサンフランシスコへ渡航する方の「出発前のPCR検査、出国手続き、乗り換え、フライト内の状況、サンフランシスコ到着時のストーリー」をインスタグラムでアップする予定ですので、是非現在の渡航状況を確認してみてください。

費用について

引き続き、当社では企業から採用オファーをもらいそれを承諾するまで一切費用は発生しませんので、お気軽にお問い合わせや、各求人への応募をご検討頂けたらと思います。

主要都市のワクチン接種率、入国、求人情報
■ロサンゼルス
ワクチン接種率:63.8%
経済活動の制限:レストラン、ジム、映画館、野球観戦などほとんどの人数や営業制限を6月15日に撤廃予定
制限完全撤廃目標日:6月15日
LAでの入国:ワクチン接種を完了した旅行者には自主隔離や陰性証明の提示が免除されます。ワクチンをまだ接種されていない到着者は出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば7日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が奨励されています。LAで入国する場合は、COVID Traveler Formを到着前に提出。
Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、コンサルティング、貿易、物流、建築、不動産 X旅行、ホテル

■ニューヨーク
ワクチン接種率:65.7%
経済活動の制限:レストラン、ジム、映画館、野球観戦などほとんどの人数や営業制限を7月1日に撤廃予定
制限完全撤廃目標日:7月1日
NYでの入国:ニューヨーク州では4月から入国後の隔離は義務ではなく奨励となりました。渡米72時間以内に取得した陰性証明書は必要です。ニューヨークで入国する場合は、Traveler Health Formを到着前に提出。
Jビザ求人: 〇食品、アパレル、メーカー、会計、IT、貿易、不動産 X旅行、ホテル

■ハワイ
ワクチン接種率:67%
経済活動の制限:ハワイでは、空港・宿泊施設・レストラン・アクティビティなどそれぞれの業界で責任をもち、ハワイ州によって定められたガイドラインに沿った安全・衛生対策に取り組んでいます。
制限完全撤廃目標日:未定
ハワイでの入国:ワクチン接種を完了した旅行者には隔離が免除されるが、渡米前の陰性証明の提示は引き続き必要です。ワクチンをまだ接種されていない到着者は、出発前72時間以内に取得した陰性証明を提示し、ハワイ州指定以外の陰性証明書の場合、入国はできますが、到着後10日間の隔離が必要です。また、出発前にはSafe Travels Programへ登録し、その他に宣誓書を印刷・記入の上、到着後に提出することが義務付けられています。
Jビザ求人: 〇メディア、飲食、食品 Xホテル、旅行会社、ウェディング

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