2021年5月の求人とアメリカ生活・コロナ状況

日本ではゴールデンウイークですね。早いもので、4月も終わり、5月に入りました。今回は、現在のアメリカの状況と求人についてご案内致します。

現在アメリカはワクチン接種がかなり進んでいて、すでに約1億人がすでにワクチン接種を完了(4/30現在)していて、外出やレストランやお店での店内運営の制限がだいぶ緩和されたり、撤廃されてきています。

先日バイデン大統領が就任してから、100日を迎え、1億人のワクチン接種を4月末までに達成するという公約は前倒しで達成されたことや、これからも力強く前進していくことを演説し、アメリカ最大のイベントである「7月4日の独立記念日にはもとの生活に戻り、盛大に祝いましょう！」と国民に呼びかけました。1日に平均270万人のペースでワクチンの接種が進んでいることや、感染者数が著しく減少しているのをみると、さすがアメリカ！って感じです。

実際にワクチン接種をした人は屋外でマスクをつける必要がないと発表され、去年コロナが始まって以降、年明けまで感染者数は世界でも最悪レベルだったアメリカですが、ワクチンができてからのワクチン普及や経済回復への国力と活力は目を見張るものがあります。

現在Jビザでアメリカに滞在している参加者もワクチン接種をしていて、安心して生活ができるようになりました。雇用に関しても、今までリモートワークを強いられていた地域や、営業活動を制限されていた業種でも制限が緩和や撤廃されて、企業の採用活動が活発になってきています。

ただまだ任意でリモートワークを続けている会社もあり、日本人を採用するにあたって、しっかりオフィスでのトレーニングができる環境が整っていない会社や、アメリカ国外からの旅行者に依存している旅行会社やホテルなどは営業活動がまだできていないため日本からの人材採用はまだ見合わせている業種や地域もあります。下記に、地域別のワクチン接種率、生活、入国状況や求人状況をまとめました。（4月30日現在）

■アメリカでのワクチン接種について

アメリカで接種できるワクチンはファイザー、モデルナ、ジョンソン＆ジョンソンの3種で、オンラインで最寄りの接種会場もしくはクリニックで予約します。

ファイザー製とモデルナ製は2回、ジョンソン＆ジョンソンは1回の接種。接種後、接種証明書をもらいます。

当社の社員も全員2回のワクチン接種が完了しました！　Jビザで滞在中の方もワクチン接種されています。

■新規求人情報

各地の現地採用向けの求人もかなり増えてきました。ただまだ任意でリモートワークを続けている会社もあり、日本人を採用するにあたって、しっかりオフィスでのトレーニングができる環境が整っていない会社や、アメリカ国外からの旅行者に依存している旅行会社やホテルなどは営業活動がまだできていないため日本からの人材採用はまだ見合わせている業種や地域もあります。Jビザで日本人の採用が可能な会社や求人も増えてきて、今夏や秋にはコロナ前の水準近くまで戻ることが期待されています。各都市での求人状況は下記にまとめました。

当サイトで随時新規求人をアップしていますので、興味ある求人がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

LINEやインスタグラムでも新規求人情報をアップしています。

■入国やアメリカ国内旅行について

日本からアメリカに渡航する場合は、出発の72時間以内に受けたPRC検査結果が必要ですが、到着後の隔離もほとんどが自主的なものだったり、完全に必要ない場合もあります。

アメリカ国内旅行に関する規制も緩和もしくは完全撤廃されて、国内旅行の需要が増えています。ワクチン接種が完了した方が増えていることで、安心して旅行出来る環境になってきています。

■費用について

引き続き、当社では企業から採用オファーをもらいそれを承諾するまで一切費用は発生しませんので、お気軽にお問い合わせや、各求人への応募をご検討頂けたらと思います。

■主要都市のワクチン接種率、入国、求人情報
＜ロサンゼルス＞
ワクチン接種率：30.2％
経済活動の制限：レストランは野外営業、または店内定員50％以下、映画館は２５％以下で営業可能となっております。野外での集まりは100人まで、室内であれば定員25％まで
制限完全撤廃目標日：6月15日
LAでの入国：ワクチン接種を完了した旅行者には自主隔離や陰性証明の提示が免除されます。ワクチンをまだ接種されていない到着者は出発72時間以内に取得した陰性証明を提示し、到着後に再度検査し結果が陰性であれば７日間、検査を受けない場合は10日間の自主隔離。LAで入国する場合は、COVID Traveler Formを到着前に提出。
Jビザ求人：　〇食品、アパレル、メーカー、会計、コンサルティング、貿易、物流、建築　△不動産　X旅行、ホテル

＜ニューヨーク＞
ワクチン接種率：34.6％
経済活動の制限：レストランは野外営業、または店内定員50％以下、遊園地や野外イベントは定員３３％以下で営業可能。個人の集まりでは野外で25人まで、室内であれば１０人までOK。
制限完全撤廃目標日：7月1日
NYでの入国：NY州では４月から入国後の隔離は義務ではなく推奨となりました。渡米72時間以内に取得した陰性証明書は必要です。Traveler Health Formを到着前に提出。
Jビザ求人：　〇食品、アパレル、メーカー、会計、IT、貿易、不動産　X旅行、ホテル

＜ハワイ＞
ワクチン接種率：35.7％
経済活動の制限：1テーブルにつき10名まで店内飲食が可能となるほか、飲食店や小売店への入店人数制限が撤廃されていて、3月より、オアフ島内にあるバーやナイトクラブの営業も再開しています。
制限完全撤廃目標日：未定
ハワイでの入国：ワクチン接種を完了した旅行者には隔離や陰性証明の提示が免除されます。ワクチン接種をまだされていない到着者には引き続き陰性証明を提示するか、到着後10日間の隔離。Travel and Health Formを到着前に提出。
Jビザ求人：　〇メディア、飲食、食品　Xホテル、旅行会社、ウェディング