古館 千夏さん 日系建築会社 2ヶ月間

2020年05月25日

短期インターンシップ参加のきっかけ

現在大学3回生の私にとって、この夏休みは、長い休みを自由に使える最後のチャンス。「せっかくだから何かしたい!」と思ったのが、このインターンプログラムに参加したきっかけです。以前から海外で生活することに興味を持っていたので、まずは短期留学することに決めました。次に語学での留学を考えたのですが、アメリカに来て授業をうけるのも、日本で外国人の先生の授業を受けるのもあまり変わらないと思い、何か違うことをしたくなりました。大学3回生なので真剣に今後の進路を考える時期だということもあり、社会勉強がしたかったので、インターンシッププログラムに参加しようと思いました。

インターンシップ先について

研修先は、建築・インテリア・グラフィックデザインを希望していたので、ロサンゼルスにある建築会社でした。お仕事は、CADで既存部分のトレースをしたり、 家具の配置を考えたり、実際に現場に行き測量のお手伝いをし、それを図面におこしたり、家具のプライリストを作ったり、サンプル表を作ったりしました。測量の単位が日本ではミリメートルであるのに対して、アメリカではインチなので、そのつど頭で計算しなければならないのは大変でした。

インターンシップで得たもの

私は、現在大学で建築を勉強しています。今までに課題で戸建住宅・集合住宅・美術館・小学校などの設計をしてきましたが、いつも内装のことまで目がいきませんでした。しかしこのインターンでは内装メインで建築空間を考えるということをし、私に新しい視点を持たせてもらいました。使い勝手や、プライバシーの加減、コミュニケーションの促進、家具の配置だけでその空間の様子がガラリと変化するのはとても興味深かったです。また、今回は家具や内装という比較的スケールの小さい、人に近いものをメインに考えているので、そのぶん利用する方の反応が今までよりダイレクトに伝わってくるのも勉強になりました。

将来の目標

今回の研修を通して、建築よりももう少しスケールの小さい家具や雑貨に興味を持ちました。帰国してからはいつも通り学校に通いますが、将来自分が家具や雑貨に携わるには、どのような仕事があるのか、またその仕事をするにはどのようなことをしなければならないのかを調べ、自分の将来についてじっくり考えたいと思います。

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